近況

久しぶりの投稿です。

それにしても暑い日が続きますね。主に外仕事なので、毎日焦げて干からびて仕事終わりの一杯で潤いを取り戻しています🍺

さて。早いもので起業して丸4年、法人にして1年が過ぎようとしています。良いことも良くないことも起きながら今こうやって仕事ができる環境が整ってきていることを振り返ると、どん底で諦めずに行動し続けた自分とやってみなはれの精神を叩き込んでくれた前の職場、そしてそんな自分を支えてくれた周りの方々に感謝しかないです!!(自分で自分に感謝もしてます笑)

経験が乏しかったので最初はとにかく現場に出まくりましたが、今は次の段階としてちゃんとした知識を身につけようと2級土木施工管理技士取得のために勉学にも励んでいるところです。

いろんな工事を通して思うことですが、「安全・品質・コンプラ」の3つの軸が大事ですね。効率やコスト重視になりがちなシーンをよく見ますが、この軸を外れず建設業に携われて良かったと思います。

ということで、もうすぐ私も働き盛りの40代に突入です😂お知り合いになった方々、これから新しく出会う方々に「あなたに頼んで良かったわ〜」と思ってもらいたいので、まだまだ止まれません!今後ともよろしくお願いいたします🍀

脱サラして1年の感想

こんにちは。工事屋さんの今坂です。
久し振りにブログを更新します。。というのも、工事が増えれば増えるほど移動時間が長く、ほぼ運転しているからです。笑
そして、慣れない土地ばかりを行くので、大体道に迷って一人でてんやわんやしています。笑 ナビついてるんでしょ!とよく言われますが、ホントこればかりは自分の不得意とするところなんでしょうね。田舎者からするとJCTなんかは特に複雑でいくつも分岐があるとナビがあってもわからなくなります。。

さて。私も脱サラして1年が過ぎたわけですが。。
ここで感想を述べます。笑


前職は、地元熊本で食品を取り扱う品質管理をしていたので衛生管理は徹底していましたし、クリーンルームがあったり、毒劇物の取り扱いもあったので何かと繊細な仕事でしたが、今は場所を愛知に移し、自分で営業をして仕事を取りに行き、頂いた工事の仕事を無事に完了させるために現場管理をしています。
サラリーマンの食品業界@熊本から独立の建設業界と営業@愛知に移った感想をどうぞ。偏見たっぷりかもしれませんが、あくまでも個人的感想ですのでご了承ください。。

①とにかく現場が汚い!
土や埃だらけで衛生の「え」の字もない。笑 当たり前ですけど。でも、清浄度が全く関係ないおかげで、服の着替えや靴の履き替え、エアーシャワーがないからその辺はラク。

②安全保護具 超大事!
以前は割と安全な職場でしたが、過剰かと思えるほどの安全対策がルールとなっていました。まぁ安全対策はやればやるほど堅いのはわかってるんですけどね。ここってヘルメットいるー?みたいなところでも被るのがルールになってました。でも、今は。。絶対保護具つけないと危ない現場です。こういうところだと本当に危険を感じて保護具なしではいられなくなります。

③民度が低い人が多い・・(こんなこと言ってごめんなさい・・)
人はいい人も多いんですけどね、マナーが悪かったり、こんなに危ない現場なのにテキトーに保護具をつけたり全くつけなかったり、見た目がもろにヤンキーだったり。昔は現場に注射器が転がってたこともあったとか。見た目でだいぶ損してるな~なんてこともしばしば。うまくいってるときは大丈夫ですが、ちょっと職人同士で意見が食い違うとすぐ喧嘩・・。大手ゼネコンを全部真似してとは言わないけど、もうちょっと・・ねぇ。。どうにかなるでしょって言いたくなることも。以前が名門大学卒のエリートがゴロゴロいる環境だったのでギャップが・・笑

④ブラック企業が多い
まず、びっくりしたのが建設業界は大体土曜日は仕事ということ。以前は完全週休2日制だったのでこれにはびっくり。固定給がなく日当のところもあるので完全に体資本の仕事だなと。でも、みんなこれが当たり前だという感覚だから違和感を感じてないところにも違和感を感じました。それにちょっとトラブルが起きると何かと理不尽な理由をつけて強い口調でなんやかんやと言われたり。素直に謝ってくれたらそれでいいのに。。と思うことが何度もありました。そして、私は超ホワイト企業にいたんだなと改めて思いました。笑

ここまでは建設業界の感想です。まぁ。。前職と比べると正直よかったなぁと思うことは少ないです。ん?むしろあるかな。。くらいです。ただ、今はサラリーマンではないのでやっていけてますが、この業界でサラリーマンだったら完全に無理でしたね。笑 自分でもよくやっていけてるな~と思うのですが、何のおかげかというと「営業」の存在があったからです。

最初は億劫で吐き気と頭痛と闘いながらやっていた営業。人と話すのは好きなんですが、営業となると話は別。でも、完全フルコミットで仕事がないと食べていけないので愛娘の顔を思い浮かべながら毎日営業に臨みました。ただ営業経験も皆無、当然自信がない、正直人に勧められる工事ができるかもちゃんとわかってない・・と負の要素満載の状態でスタートした営業がうまくいくわけがなく。でも、これはやって思ったんですけどめげずに場数を踏むことですね。そのうち慣れます。もう心を無にして笑顔だけ忘れずロボットのように訪問しました。愛知県民は閉鎖的な人が多いので、心の扉を開けてもらえるように何度も足を運んで受け入れてもらわないとダメだと感じたので飛び込み営業にまずは絞り、片っ端から営業していきました。で、まず初めて見積り依頼が来て成約したかのように大喜び。笑 それから注文頂いて更に大喜び。工事が完了して入金されたのを確認して初めて自分の力でお金を稼いだ喜びと生きてる~という実感。そして、この時サラリーマン時代の月給の2倍は収入があったので、これかー!やった分だけ返ってくるって!と思った瞬間でした。そして、もっと嬉しかったのがお客さまからの感謝の気持ちを伝えられた時。「他社より安くしてもらえてよかった」「「難しい工事を引き受けてありがとう」「女性だから話しやすかった」など、自分の存在価値が認められたような気がして、もっと頑張らなきゃという思いが増しました。この喜びがサラリーマン時代にはないものだったので、なんとか続けられています。

私は自分で行動力はあると思っていますが、世の中を先読みしたり、マーケティング調査をしたり、何か新しいことを思いついたり、いわゆるデキる人が持つ嗅覚がないです。これは、サラリーマンを辞めてわかったのですが、この嗅覚がないと結構致命的です。なので、自分のペースで自分がやれることしかできてませんが、それでもこの状況に居続けることに意義があると思っています。海のど真ん中で急に浮き輪がなくなったら必死になって陸を探しに泳ぐはずです。ずっとその場で立ち泳ぎして息だけしてる人なんていないと思います。能力によって犬かきなのかオリンピック選手の泳ぎかの差は出るかもしれませんが、それでも立ち止まってるよりずっといいかなと思っています。

SNSを見ていると短期間で成功してる人が山のようにいるように見えますが、大半は私みたいな人が多いんじゃないかな・・笑 サラリーマンから独立、地元熊本から愛知、という2つの大きな変化点を同時に自分に与えてしまったのでまだ苦労は絶えませんが、その状況でも、仕事を通して自分にも周りの人にもハッピーを届けられるように自分の道を切り開いていけたらなと思います。以上、脱サラして1年の感想でした。

人の10の特性

仕事をしていても家事をしていても、たまにミスをやっちゃいますよね。

だって、人間だもの。

企業規模の大小に関わらず、人為的ミス(ヒューマンエラー)は永遠の課題。
どんなに対策しても人間がやる以上、ゼロにはできないと言われてます。どんなに良いシステムを開発しても、それを扱うのは人間です。操作を誤ってしまえばミスが起こります。人間には特性(=弱点)があるから当然のことです。が、そのミスで招く悪さは大から小まで計り知れません。最悪、人の死に繋がる場合もあります。

しかし、人の弱点を把握することでミスを減らすことはできます。
従業員のミスが多くて困っているあなた。おっちょこちょいのあなた。
人間の弱点を知って、少しでもミスが減らせる仕組み作りに役立ててもらえれば本望です。「弱点を克服するためには、どういう仕組みにしたら良いか?」という視点で1〜10までご覧ください。

1.省略したがる

2.錯覚する、思い込む

3.異常が起こると集まりたがる

4.忘れる

5.脳のネットワークが形成されるのに時間がかかる

6.インターロックを意図的に外す

7.パニックになる

8.待ち時間に弱い

9.二つのことを同時にできない

10.動いているものを停止しようとしない

いかがでしたでしょうか?
そんなの知ってるよってことばかりだったと思います。
しかし、これがそもそも人間が持つ弱点です。では、どうやったらミスを減らせるのか。

二つの原則を元に対策をします。

◆適正情報の原則
行動に先立ってその都度認知しやすい情報や注意が与えられる

◆行動規制の原則
自由な行動が許されない時、あるべき行動しかとれない規制を作る

企業やインターネット、商業施設等で導入されているあらゆるシステムは、この二つの原則を元に様々な工夫が施されているのがわかります。入力を誤ると注意喚起のコメントが出てきたり、次のステップにいくボタンが押せなくなったりするのが正にこれです。安全装置や工場の生産ラインもこの原則が制御に組み込まれています。

以前勤めていた会社が震災で壊滅的被害に遭い、いつも使っていたシステムや仕組みが何もかもなくなったとき、私はこの弱点を常に頭に置いて仕組みを構築していきました。おかげで大きな問題もなく復興に貢献できました。しかし、全て人の作業となると「全員ルールを守る人であること」が前提になるので別の課題も見えてきましたけど。

この考え方はあらゆる場面で適用すると思います。当たり前だと思っていることを論理的に整理して理解するって大事ですよね。自分の立場に置き換えて考えてみると課題が見えてくると思います。

全ての仕事人が、「昨日より今日、今日より明日、より良い仕事」ができますように。そんなことも思いながらブログを書いていこうと思います。

解体屋泣かせの建物を壊すのが得意な解体屋

こんにちは。女性解体屋の今坂です。

現場へ行くと、たまにギョエーーーーーっとなる時があります。
それは、とにかく作業がやりにくい場所に建物があるときです。 “解体屋泣かせの建物を壊すのが得意な解体屋” の続きを読む

改めまして自己紹介

こんにちは。女性解体屋の今坂です。

ホームページ、Facebook、Twitterで解体工事についてお話しておりますが、「で、あなたってどんな人なの?」となると思うのです。結局、何をするにしてもコミュニケーションが必要になるので、私は少なからずそう思ってしまいます。

ということで、今回は、解体工事の話じゃなくても話しやすいよ!相談しやすいよ!ということがわかってもらえるように私の経歴、性格などをご紹介したいと思います。 “改めまして自己紹介” の続きを読む

私と一緒に部屋の片付けをしませんか?

こんにちは。女性解体屋の今坂です。

今日は、解体とは少し離れて不用品処分のお話です。

解体工事を通してでも、人とお会いする機会はあります。
ですが、人の役に立ちたい、人から頼られたいという気持ちが人一倍強いせいか、人が大好きな私としてはまだ足りません。 “私と一緒に部屋の片付けをしませんか?” の続きを読む

解体&外構工事現場レポート

こんにちは。女性解体屋の今坂です。

今日は現在着工中の現場レポートです。

愛知県某所の民家で切り離し解体、倉庫解体、樹木伐採、砂利敷き、フェンス取り付け工事のご依頼を頂きました。
工事概要はこんな感じです。

 

古い建物の切り離し解体にはとても気を遣います。通常なら重機で壊すところを今回は様子を見ながら全て手作業で行いました。15坪ほどの木造平屋建てが人力により3日ほどでなくなりました。 “解体&外構工事現場レポート” の続きを読む

解体屋の役目

こんにちは。女性解体屋の今坂です。

解体工事というものは建物を壊して更地にしてしまう、地図から建物をなくしてしまう仕事です。当然、壊した後は跡形もなく何も残りません。建築屋さんだと「あの家、私たちが造ったんだよ」と言えますが、解体屋の場合は「あの家ができる前の古い家は私たちが壊したんだよ」としか言えません。前者は形が残っているので「すごい!綺麗な建物!」と称賛されますが、後者は「へ〜〜そうなんだ〜」で終わります。 “解体屋の役目” の続きを読む

お見積りをする中で思うこと

こんにちは。女性解体屋の今坂です。

この仕事を本格的に始めてからまだ数ヶ月ですが、飛び込み営業の甲斐あってか、順調にお見積りを頂くようになりました。そんな私にとって、お見積りはとても良い勉強になっています。近隣はどういう状態か、重機やトラックが入るスペースがあるか、コンプライアンス上必要な書類は何がいるか…など、建物の構造や材質、大きさも含めて一つずつ確認していきます。

解体工事と言えば、必ずつきものになるのが騒音と振動と埃。どんなに対策をしていても少なからず近隣住民の方にご迷惑をかけてしまうものです。このことは最も注意しなければならないことだと思っています。 “お見積りをする中で思うこと” の続きを読む

人生初の営業活動

女性解体屋の今坂です。

会社員時代は15年間工場勤務だったので、毎日出勤しても同じ顔ぶれで、初対面で人にお会いする機会は少なく気楽なものでした。もちろん営業とは無縁でした。

ところがどっこい。地元を離れて土地勘も人脈もない場所で自分で商売をするとなると、営業活動は必須です。元々初対面で人と話すことが苦手(超あがり症)な私としては、最も重要な仕事であるにも関わらず、最もやりたくない仕事でした。でも、食べていかないといけないので、そんなことは言ってられません。何ができるかと考えた時に、体一つで今すぐ出来ることと言ったら飛び込み営業でした。 “人生初の営業活動” の続きを読む