人の10の特性

仕事をしていても家事をしていても、たまにミスをやっちゃいますよね。

だって、人間だもの。

企業規模の大小に関わらず、人為的ミス(ヒューマンエラー)は永遠の課題。
どんなに対策しても人間がやる以上、ゼロにはできないと言われてます。どんなに良いシステムを開発しても、それを扱うのは人間です。操作を誤ってしまえばミスが起こります。人間には特性(=弱点)があるから当然のことです。が、そのミスで招く悪さは大から小まで計り知れません。最悪、人の死に繋がる場合もあります。

しかし、人の弱点を把握することでミスを減らすことはできます。
従業員のミスが多くて困っているあなた。おっちょこちょいのあなた。
人間の弱点を知って、少しでもミスが減らせる仕組み作りに役立ててもらえれば本望です。「弱点を克服するためには、どういう仕組みにしたら良いか?」という視点で1〜10までご覧ください。

1.省略したがる

2.錯覚する、思い込む

3.異常が起こると集まりたがる

4.忘れる

5.脳のネットワークが形成されるのに時間がかかる

6.インターロックを意図的に外す

7.パニックになる

8.待ち時間に弱い

9.二つのことを同時にできない

10.動いているものを停止しようとしない

いかがでしたでしょうか?
そんなの知ってるよってことばかりだったと思います。
しかし、これがそもそも人間が持つ弱点です。では、どうやったらミスを減らせるのか。

二つの原則を元に対策をします。

◆適正情報の原則
行動に先立ってその都度認知しやすい情報や注意が与えられる

◆行動規制の原則
自由な行動が許されない時、あるべき行動しかとれない規制を作る

企業やインターネット、商業施設等で導入されているあらゆるシステムは、この二つの原則を元に様々な工夫が施されているのがわかります。入力を誤ると注意喚起のコメントが出てきたり、次のステップにいくボタンが押せなくなったりするのが正にこれです。安全装置や工場の生産ラインもこの原則が制御に組み込まれています。

以前勤めていた会社が震災で壊滅的被害に遭い、いつも使っていたシステムや仕組みが何もかもなくなったとき、私はこの弱点を常に頭に置いて仕組みを構築していきました。おかげで大きな問題もなく復興に貢献できました。しかし、全て人の作業となると「全員ルールを守る人であること」が前提になるので別の課題も見えてきましたけど。

この考え方はあらゆる場面で適用すると思います。当たり前だと思っていることを論理的に整理して理解するって大事ですよね。自分の立場に置き換えて考えてみると課題が見えてくると思います。

全ての仕事人が、「昨日より今日、今日より明日、より良い仕事」ができますように。そんなことも思いながらブログを書いていこうと思います。

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現場へ行くと、たまにギョエーーーーーっとなる時があります。
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